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マーケティング予算を社員教育に振り分けよう:消費者目線の意見広告へシフトを
「企業の広告は信用できない」という意見に対し、信用度が高いとされているのが、オンラインレビューなどで読める一般の人々の意見だ。この役割を自社社員が担うことで、もっと効果を高めていこうという動きがある。
今年2月電通が発表した「2013年 日本広告費」によると、前年比101.4%の5兆9762億円で、テレビスポット広告や屋外、交通、POP、展示イベントが好調だったという。なぜ広告を出稿するかといえば、「製品/企業の認知度を上げたい」「素晴らしい製品ということをPRしたい」「市場でブームをつくりたい」「市場からの評価を上げたい」などさまざまな理由があるだろう。そのために決して安くないコストをかけ、あらゆる手段でPRする。
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