ニュース
LINE、ビジネスアカウント「LINE@」の無料プラン提供開始:お店ページやお店トークも
無料通話/無料メールスマートフォンアプリ「LINE」を運営するLINEは5月16日、ビジネスアカウント「LINE@」に関し、無料版を含む新料金プランの提供を開始したことを発表した。「LINE お店トーク」など新機能が追加した。
LINE@は、飲食店やアパレル、美容や宿泊施設などの実店舗に向け、2012年12月にリリースしたO2Oを促進するソリューション。現在開設アカウント数は3万件に上り、またLINE@経由で配信されたクーポンの利用率も約40%に達するなど、ユーザーと店舗をつなぐサービスとして幅広く活用されている。今回、月額無料でアカウント利用できる無料の「スタンダードプラン」をリリースし、O2Oの実現を目指す店舗を支援するという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- (前編)オムニチャネルで1つのブランド体験を――ギャップジャパンのマーケティング戦略
「O2O」「オムニチャネル」の考え方はかつての「クリック・アンド・モルタル」と基本的には同じである。しかし、市場環境は明らかに異なる。私たちは進化し続けるIT環境の中でビジネスを革新し続けていかなければならない。衣料品大手ギャップジャパン マーケティングディレクター 遠藤克之輔氏に、同社が展開するオムニチャネル戦略の現状と今後の展開を聞いた。 - (後編)「お客さまを主体に」――ギャップジャパンのオムニチャネル戦略
「短期間でDMPを作り、仮説を立て、それに対してデータを回して、キャンペーンを実施する。ともかく、たくさんのPDCAを早く回すことが重要だと考えています」――。ギャップジャパンのオムニチャネル戦略を同社 マーケティングディレクター 遠藤克之輔氏に話を聞いた。 - (後編)スマホアプリによる会員証「PLAZA PASS」が実現する新循環型O2O
輸入生活雑貨店「PLAZA」を展開するスタイリングライフ・ホールディングスは、「PLAZA PASS」を紙のポイントカードからスマホアプリ化し、これを軸に新しい形の循環型O2Oを推進する。 - (前編)IDシステム導入で初めて見えた真の顧客像――PLAZAのO2O戦略
年間約2000万人の来店者を誇る輸入生活雑貨店「PLAZA」。運営会社であるスタイリングライフ・ホールディングスはポイントカードの導入を決め、そこで取得したIDとPOSデータを掛け合わせることで顧客の実態を把握できるようになった――。同社のO2O戦略をプラザスタイル カンパニー シニアバイスプレジデント 販促宣伝本部 本部長の岡田典一氏に聞いた。 - リアル店舗がないメーカーはO2Oにどう挑む?――サッポロビールの顧客育成戦略
サッポロビールがO2O施策を開始したのは2年前。その頃からWebプロモーションの役割は、「商品のブランド認知拡大ためのツール」から「売り上げ増に直結するソリューション」へと進化した。同社のO2Oマーケティング戦略をデジタルマーケティング室 石原友樹氏に聞く。 - 一過性で終わらせない「循環型O2O」マーケティング――クリスマスにKFCの店舗へ来てもらうには
紙によるクーポンマーケティングをデジタルに移行する中でKFCは、単なる“バラマキ型クーポン”の実施ではなく、ITを活用した効率的な運用方法の必要性に目覚めていく。その過程で生まれたキーワードの1つが「循環型O2O」だ。