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(後編)「お客さまを主体に」――ギャップジャパンのオムニチャネル戦略【連載】O2Oマーケティングに挑む(1/3 ページ)

「短期間でDMPを作り、仮説を立て、それに対してデータを回して、キャンペーンを実施する。ともかく、たくさんのPDCAを早く回すことが重要だと考えています」――。ギャップジャパンのオムニチャネル戦略を同社 マーケティングディレクター 遠藤克之輔氏に話を聞いた。

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顧客との接点を丁寧に増やし、結果的にエンゲージメントを高める


(左から)グランドデザイン&カンパニー株式会社 代表取締役社長 小川和也氏、ギャップジャパン株式会社 マーケティングディレクター 遠藤克之輔氏

小川 今後オムニチャネルを進めていく上でのポイントはどこにあるとお考えですか?

遠藤 単価を上げるとか、点数を増やすとかというよりも、一番重視しているのは、顧客接点を増やしてたくさんのチャネルでブランドの体験をしてもらうことです。例えばメルマガだけを読んでいる方に、ソーシャルアカウントのコンテンツも楽しんでいただきたいです。また、ソーシャルのアカウントもFacebook、Tumblerなどたくさんあるので、メディアによってそれぞれ違う切り口のコンテンツを複数体験していただけるように心がけています。それがブランドへの愛着につながるのではないかと思います。その結果、お店に来ていただけたり、サイトに来ていただけたりすることにつながると考えています。

小川 なるほど。御社はお客さまとの接点を丁寧に増やしながら、さまざまなタッチポイントからファンを育てる工夫をされていますよね。

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