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2023年上半期保存版:世界のトレンドを読むインフォグラフィック3選プレイバック注目コンテンツ

人気連載「ほぼ週刊インフォグラフィックス」で2023年に公開した記事の中から、特に反響の多かったトピックスを3つ紹介します。

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 ITmedia マーケティングでは、気になるビジネストレンドを分かりやすいビジュアルで紹介する「ほぼ週刊インフォグラフィックス」を、2021年2月から連載しています。

 世界最大級のビジネスデータプラットフォームを提供するドイツ企業Statistaのコンテンツの中から日本のマーケターに関心の高そうなトピックスを厳選し、著者の津乗学氏が独自の解説を加えた同連載はこれまでに数々のヒットを生み出しましています。

 2023年に公開した記事の中から、特に反響の多かったトピックスを3つ紹介します。

「ChatGPT」 100万ユーザー突破までの異次元のスピードに迫る

 今では誰もが知るアプリやサービスも、最初の100万ユーザーを獲得するまでの道は険しいもの。「Instagram」でさえ2.5カ月、「Spotify」は5カ月、「Dropbox」は7カ月、「Twitter」に至っては2年かかっています。そうした中、OpenAIの対話型AI「ChatGPT」が2022年11月のローンチからわずか5日で100万ユーザーを獲得したのは驚異的なこと。ちなみに、Metaの新SNS「Threads」は100万どころか200万ユーザー達成に2時間しかかかっていないようなので、上には上がいるというところでしょうか。

任天堂、EA、ソニー他 ゲーム会社の認知度と人気の関係を探る

 「Statista Consumer Insights - Gaming & eSports Special」によれば、ゲーム業界において認知度と人気のギャップが激しいのが、オンラインゲーミングプラットフォームのRoblox。50%の認知度に対し18%の人気度でした。年齢制限やクリエイターへの金銭的な搾取、コンテンツの不適切な管理などが指摘されています。逆に、ギャップの少ないのが任天堂。認知度73%は断トツで、好意度も47%で首位に立っています。「知ってる」と「好き」は別物ですが、どちらも高いに越したことはないですよね。

高齢化レース、2050年でトップに立つのはどの国?

 この数十年間に世界が直面する大きな課題一つが、高齢化の加速です。現時点ですでに総人口に占める高齢者人口の割合が3割に迫る日本は、課題先進国の中でもトップランナー。しかし、今から27年後の2050年になると、東アジアの高齢化が目立つようになります。もっとも、順位が相対的に下がるからといって日本の高齢化の問題が解決に向かっているというわけではないのですが……。


(出典:Statista)

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