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カンヌライオンズ2022 クリエイティブB2B部門受賞作から日本のマーケターが学ぶべきこと:B2Bビジネスの未来の鍵は「創造性」【後編】
B2Bビジネスのオムニチャネル化というトレンドをリードする世界の先進事例とはどういったものか。「カンヌライオンズ2022」に新設されたクリエイティブB2B部門の受賞作を題材に、I&CO Tokyo共同代表の間澤崇氏が解説する。
本稿の執筆者であるI&CO Tokyo共同代表の間澤崇氏は、これからのB2Bビジネスを考える上で鍵となるのは、取引相手の需要を捉えた「創造的なアイデア」だと述べた。前編「オムニチャネル化するB2Bビジネス 未来を生き抜く企業に何が必要なのか?」に続き、後編では2022年6月に開催された世界最大級の国際広告賞「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」(以下、カンヌライオンズ)で新設されたクリエイティブB2B部門「Creative B2B Lions 2022」の受賞作を題材に、創造的なアイデアの具現化の手法を探る。
ここではグランプリを受賞した「SPEAKING IN COLOR」と金賞を受賞した「REDUCE THE RIDE」を取り上げる。
SPEAKING IN COLOR
REDUCE THE RIDE
キーワードは「手の届かない需要に応える」
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