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2021年のSEOを総括 キーワードは「検索の多様化」CMOのためのデジタルトレンド解説

ユーザーも検索エンジンもWebサイトも多様化、進化する中で、SEOのあるべき形とは。

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 プリンシプルSEOコンサルタントの外山大です。2021年6月にITmedia マーケティングに掲載された「Google検索2021年上半期の動向振り返り」を引き継ぎ、2021年の1年間を通じたSEO(Search Engine Optimization)のトレンドについて総括します。キーワードは「検索の多様化」です。

 SEOは「検索エンジン最適化」とよく訳されますが、2021年においては単純に検索ワードで上位(1位など)を獲得すれば良いというものではありません。後述する「パルス消費」や「バタフライサーキット」という言葉で表されるように、生活者/消費者であるユーザーの検索活動は多様化しています。Googleをはじめとする検索エンジンは日々進化を続けています。現在の検索結果画面は、ナレッジパネルやリッチリザルトなど一昔前と比べてだいぶにぎやかになっていますし、検索の形態も通常のWeb検索だけでなく、画像検索、動画検索、音声検索など、多様化しています。そしてWebサイトを制作・表現する技術も、日々進化しています。

 ユーザーも検索エンジンもWebサイトも多様化、進化する中で、自社のWebサイトにとって何が最適かを明確にし、それを実現するためにあらゆる知識や技術、手法を総動員することが、現在のSEOであると私は考えます。

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