コロナ禍で食費「増えた」が6割弱――電子チラシ「Shufoo!」運営会社が調査:今日のリサーチ
「おうち時間」が増加したことで主婦の買い物動向はどう変化したのでしょうか。
凸版印刷のグループ会社で電子チラシサービス「Shufoo!」を運営するONE COMPATHは、「シュフーポイント」会員である全年齢層の既婚女性5万7694人を対象に「新型コロナウイルスの影響による買い物動向の変化」に関するアンケート調査を実施しました(調査期間は2020年4月21日〜5月6日)。
ここで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行後に食費の変化が聞いたところ「増えた」と答えた人は57.8%と6割弱に上りました。買い物1回当たりの食料品の購入点数も増えており、緊急事態宣言発令前は「まとめ買いをせず、都度購入」が24.5%だったのに対し発令後は8.9%と-15.6ポイントの減少。逆に「おおむね3日間程度の食品を購入」は+8.4ポイント、「おおむね1週間程度の食品を購入」が+8.5ポイントと急増しました。
コロナ禍でかける時間を増えたのは「料理」
食料品の購入状況の変化を品目別に細かく聞いたところ、緊急事態宣言発令前後で生鮮食品や主食に大きな変化は見られませんでしたが、「インスタント食品」が+13.6ポイント、「冷凍食品」と「レトルト簡便食品」がいずれも+10.9ポイントと急上昇。続いて、「お菓子」が+5.8ポイント、「缶詰・瓶詰」が+4.9ポイントとなりました。
まとめ買いが増え、長期保存が可能なものや簡単に調理できるものが買われている背景には、不要不急の買い物を控えるように訴えた政府・自治体の呼びかけが影響しているのかもしれません。かといって、きちんとした食事を用意していないというわけではなさそうです。通常時と比較して「かける時間が増えたもの」を聞くと「料理」(44.8%)がトップで、「ネットの閲覧時間」(43.5%)を超えました。
手料理の機会が増えるのは健康面などで決して悪いことではないでしょう。一方で、コロナ禍が収束したら何がしたいかという質問で「外食」を挙げた人が63.8%と最も高い結果になっているところに「おうち時間」への飽きも感じられます。
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