調査リポート
東京オリンピック・パラリンピック延期でサービス業の約40%が業績悪化を懸念――リスクモンスター調査:今日のリサーチ
東京オリンピック・パラリンピックの延期によって自社の業績が変化すると考えているのはどのような業種でしょうか。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、東京オリンピック・パラリンピックの開幕が1年延期になることが決定しています。開催に向けて準備をしてきた企業にはどのような影響が及んでいるのでしょうか。
インターネットを活用した与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスターは、第1回「東京オリンピック・パラリンピック延期の影響」調査結果を発表しました。
オリンピック延期の影響による自社の業績の見通しを聞いたところ、最多となった回答は「自社の業績は変わらない」で、回答した128社の75.0%を占めました。「悪くなると思う」は21.1%、「良くなると思う」は3.9%でした。
最も影響度が高いのが「サービス業」
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