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Yextが「Baidu Map」など中国のアプリと連携開始:インバウンド施策を支援
中国国外の企業は、数億人の中国人観光客に向け、彼らが世界中でレストランやショッピング、ホテルの検索に活用するサービスで自社ブランドの情報を提供できるようになる。
デジタルナレッジ管理(DKM)プラットフォームを提供するYext(イエクスト)は、Baiduの「Baidu Map」やAlibabaの「Fliggy」など、中国のサービスと連携を開始したと発表した。
DKMとは、あらゆるデジタルチャネルで公開されている自社に関する情報(ナレッジ)を一元的に管理する機能だ。Yextでは、企業が自社の店舗への動線や営業時間、サービスメニューなどの情報を統合し、サードパーティーが提供する検索エンジン、音声アシスタント、地図アプリなどのプラットフォームに提供している。Yextの導入企業はDenny'sやMarriott Internationalなど数千にも及び、日本での導入も増えつつある。
今回の連携により、企業(特に飲食店や小売店、ホテルなど)は、中国人観光客が情報収集に活用するサービスで自社ブランドの情報を提供できるようになる。
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