調査リポート
店舗で見てオンラインで買う人とオンラインで見て店舗で買う人、アジア各都市の傾向――トランスコスモス調査:今日のリサーチ
東京を含むアジア10都市におけるオンラインショッピング利用者の傾向はどうなっているのでしょう。
トランスコスモスは、2018年12月から2019年1月に「アジア10都市オンラインショッピング利用調査2019」を実施しました。同調査は前年に続き2回目。日本を含むアジア各都市でのオンラインショッピングの利用実態と越境ECへの関心を探ることを目的に行われています。
各都市320人ずつ、合計3200人を対象に行われた同調査では、実店舗で商品を確認して後からその商品をオンラインで購入する行為を「ショールーミング」、オンラインショップで商品を確認してその商品が置いてある実店舗で購入する行為を「ウェブルーミング」と定義しています。
ショールーミングとウェブルーミングの経験を都市別に比較すると、東京を除くアジア都市で両方には積極的なことが分かります。
「オムニチャネルショッパー」の割合、アジア9都市平均は東京の2倍以上
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