調査リポート
消費者の自由裁量所得と使途の状況――NTTコム オンライン調査:今日のリサーチ
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと立教大学経営学部 有馬賢治研究室は、「消費者の自由裁量所得と使途の状況」について調査しました。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(以下、NTTコム オンライン)と立教大学経営学部の有馬賢治教授(以下、有馬賢治研究室)は、NTTコム オンラインが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」会員モニターで10〜60代の男女2006人を対象に「消費者の自由裁量所得と使途の状況」について調査しました。
調査では、個人的に自由に使える1カ月の平均的金額を一定幅の選択肢から選んでもらい、その中央値などから算出した平均値を求めています。その結果、有効回答者2006人の平均値は2万4096円でした。性別では男性が女性よりも7千円近く多く、世代別では30代の平均が2万5000円程度で年代が上がるにつれて平均額が上がる傾向にありました。しかし、10代と20代以上の世代には8000円以上の差が見られましたが、20代以上では各世代間での平均金額の差はそれほど大きくないようです。
働き盛りの自由に使えるお金、単身居住者と同居者ありで1万円以上の差
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