自社Webサイトの表示スピード計測ツール「SpeedCurve」、ドーモが提供開始:遅延原因をモニタリング
ドーモは、簡単な操作で継続してWebサイトのパフォーマーマンス測定が可能なSaas型ツール「SpeedCurve」の提供を開始した。
ドーモは2018年10月15日、ニュージーランドのSpeedCurveと業務提携し、SpeedCurveが提供するWeb表示スピード計測サービスの日本における正規代理店となったと発表した。これにより、SpeedCurveの販売、サポートおよびWebのパフォーマンス改善に対するコンサルタントサービスを提供していく。
SpeedCurveは、Syntheticと呼ばれる合成モニタリングとRUM(RealtimeUser Monitoring)と呼ばれる実測を行う2つの機能を有する(現在、RUMは準備中)。Syntheticのメリットは正確性。インターネット経由で計測しているので、サードパーティーの影響もチェックできる。また能動的にWebサイトにアクセスして計測するため、エラーの検出が可能。結果をビジュアライズして感覚的に状況を把握できるのもメリットだ。
従来の計測サービスでは時系列での計測には人的コストがかかり、メルマガ配信や夜間のピークタイム、土日のセールタイムなどの計測が困難だった。しかし、eコマースにおいては、ビジネスタイム以外の状態チェックが重要になる。SpeedCurveでは、あらかじめ設定を行うことでビジネスタイム以外の計測も実施でき、継続的に計測を行うことで、Webにアクセスするユーザーがどのような状態にあるかを常に客観視することができる。
この他、モバイル、タブレット、PCのサイト表示の状態を明らかにするフィルムストリップ機能や競合他社との比較で、どのようにレンダリングされているかを視覚化するアラート機能を備える利用料金は月額8万円からの従量課金制。
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