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調査リポート

1位「トリバゴ」、2位「Y!mobile」 テレビCM出稿額をブランド別に見てみると──サイカ調査今日のリサーチ(「調査のチカラ」より)

サイカは、独自の調査方法によって推計したブランド別テレビCM出稿額ランキングを発表しました。

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 インターネット広告とオフライン広告を総合的に俯瞰し、統合的な分析を可能にするマーケティングツール「XICA magellan(マゼラン)」を提供するサイカは、オフライン広告領域の実態を明らかにすべく、調査・研究を行っています。その第一弾として同社が発表したのが「テレビCM出稿額が多いブランドTOP100」です。

 テレビCM出稿額に関する調査レポートは、これまで企業別、業種別でまとめられたものがほとんどでしたが、ここではさらに細かい要素である「ブランド別」でまとめているのが特徴です。

出稿額最多はあの金髪美女の宿泊施設料金比較サイト

 同調査では2017年3月1日から2018年2月28日の期間を対象期間とし、ブランド別のCM放送回数を地域別(関東、関西、名古屋、福岡、札幌、BS)に計測し、各地域の推定出稿単価(概算)を掛け合わせて出稿額を算出しています。調査対象ブランド数は1万8943、全ブランドの放送回数は800万7676回でした。

 今回、テレビCM出稿額が最多と推計されたブランドは、ドイツ企業のtrivagoが運営する宿泊施設料金比較サイト「トリバゴ」で、出稿額は152億7000万円でした。2位はワイモバイルの「Y!mobile」で99億6000万円、3位は家具店のニトリで71億円でした。トリバゴは2位に50億円の差をつけていることになり、他ブランドに比べて圧倒的に出稿額が大きい結果となりました。「東洋経済オンライン」2017年06月13日の記事「気になるCMを連発、『トリバゴ』の意外な正体」によると、同社は売り上げの87%を広告に費やしているということで、そうした戦略が結果に表れたものと言えそうです。

 また、4位には69億3000万円で、求人専門の検索サイト「Indeed」がランクイン。Web経由でサービス提供するブランドのテレビCM出稿が増えていることがうかがえます。以下に、TOP100のうち15位までを抜粋して掲載しています。

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