まとめ
資生堂ジャパン 音部大輔氏と語る「なぜ顧客視点の企業戦略で差がつくのか」:「アンバサダーカンファレンス 2017」レポート(2/2 ページ)
戦略は何のためにあるのか。良い戦略とはどういうものか。資生堂ジャパン 音部大輔氏と「アンバサダープログラム」を推進するアジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦氏、藤崎 実氏が語った。
「マスマーケティング」と真の「マーケティング」の違い
基調講演を受けて行われたパネルディスカッションには、音部氏に加えて主催者であるアジャイルメディア・ネットワークCMOでブロガーの徳力基彦氏と同社クリエイティブディレクターの藤崎 実氏が登壇した。徳力氏と藤崎氏は『なぜ顧客視点の企業戦略で差が付くのか〜アンバサダープログラム的思考でマーケティングは強くなる〜』を音部氏の著書と同じく宣伝会議から2017年3月に出版。同時期に同じテーマで出版された2冊の本は、書店で並べて置かれることも多い。パネルディスカッションのテーマには、「なぜ顧客視点の企業戦略で差がつくのか」が掲げられた。
最初のテーマは典型的な日本の「マスマーケティング」と真の「マーケティング」の違いだ。
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