電通と電通デジタルがViibarと資本業務提携:動画マーケティングを支援
電通と電通デジタルは、Viibarに出資し、デジタルマーケティング領域における動画制作の推進に関して資本業務提携することで合意した。
電通と同社の100%子会社である電通デジタルは、動画マーケティング支援のViibarに出資し、デジタルマーケティング領域における動画制作の推進に関して資本業務提携することで合意した。
Viibarは、2013年の創業から「動画の世界を変える。動画で世界を変える。」のミッションの下、自社開発の動画制作支援ツールと3000人超のプロクリエーターネットワークを生かし、顧客約600社のデジタル動画マーケティングを支援している。
電通グループとViibarは、顧客企業が抱える多様な課題に対し、動画活用によるマーケティング支援を推進していく。また、共同で効率的かつ持続可能な制作環境の構築を進め、それぞれの顧客基盤・ノウハウを相互に活用し、お互いの強みを生かした新しいデジタル動画領域のサービス開発と運営を行っていく。
具体的には電通グループで動画制作の進行管理をWeb上で行うことのできるViibar独自のデジタル動画制作管理ツールを各社のクリエイティブ関連部門に導入。これにより、動画制作業務の効率化と改善を図る。また、将来的には業界全体での効率的な制作環境の構築を目指す。
また、電通デジタル内に専用デスクを設置し、独自のデジタル動画制作体制を構築。併せて、電通グループとViibarでデジタル動画を活用したマーケティングに関する知見・ノウハウの蓄積と広告主向けのマーケティング支援活動を推進しする。
電通はViibarが4月に実施する第三者割当増資を引き受ける。なお、2017年1月に電通デジタル・ホールディングスが運用する「電通デジタル投資事業有限責任組合」(通称:電通デジタル・ファンド)がViibarの第三者割当増資を引き受けているため、本件は電通グループとしての追加出資となる。
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