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ロックオン、EC-CUBEの機能やデータを外部サービスから利用できる「API機能」のβ版をリリース外部連動を更に拡大

ロックオンは、EC-CUBEの機能やデータを外部サービスから利用できる「API機能」のβ版(試用版)をリリースしたことを発表した。

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 ロックオンは、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」の最新版において、 EC-CUBEの機能やデータを外部サービスから利用できる「API機能」のβ版(試用版)を2016年6月30日にリリースした。


「EC-CUBE」の「API機能」概要図《クリックで拡大》

 EC-CUBEは、 ロックオンが開発したECサイト構築パッケージをオープンソースとして2006年9月に公開したものでダウンロード数170万件超、推定2万2000店舗以上で実際に稼働しておいる。 2014年9月には企業間商取引(B2B)向けECサイト構築パッケージ「EC-CUBE B2B」をリリース。 2015年7月には内部構造を全面刷新して拡張性の向上を追求した「EC-CUBE 3.0」をリリースしている

 EC-CUBE 3.0では「全てがECにつながる世界を」をコンセプトに、EC-CUBE上でさまざまなサービスが利用できるプラグインにより各種連携を強化してきた。 これまでのプラグインはEC-CUBEのサイト上に機能を追加するのが主な役割であったのに対して「API機能」では、 ユーザー権限の認証を通して外部からEC-CUBEのデータ(商品データ、 顧客データ、 受注データなど)にアクセスすることが可能になる。これにより、基幹システムとの商品情報連動や、モールやリアル店舗との在庫連動、顧客管理CRM・会計ソフトといった管理系サービスの連動、その他IoTへの接続なども含め、これまでのEC-CUBEでは実現が難しかったさまざまな外部連携への可能性が広がるという。

 今後はユーザーからの意見を踏まえてセキュリティを強固にするなど改善を進め、正式版として2016年12月にリリースする予定だ。 また、 2016年1月にリリースした「EC-CUBEスマートフォンアプリ作成キット」も「API機能」に対応したバージョンアップを予定している。

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