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テレビCMとアプリダウンロードとの相関関係が明らかに——博報堂が解析ツールを開発:広告効果を可視化
博報堂は2015年5月25日、アプリ収益化支援企業のメタップスと協業し、スマートフォンアプリのデータ解析ツール「Vision-Graphics for Apps powered by Metaps」を共同開発したと発表した。
Vision-Graphics for Apps powered by Metapsは、博報堂DYグループのマーケティング・ダッシュボード「Vision-Graphics」の機能に、アプリの集客/分析/収益化をワンストップで支援するメタップスのアプリ開発者向けプラットフォーム「Metaps Analytics」を組み合わせたツール。テレビCMとアプリダウンロードやアプリ内のアクティビティの相関関係をタイムリーに把握し、広告効果を可視化する。また、テレビCMとアプリダウンロードとの相関関係やネット集客、コンバージョンまでを統合的に管理/分析可能で、テレビCMやWeb、アプリ広告を組み合わせた統合的なアプリ集客ソリューションとなる。本製品は、今夏ごろよりクライアント企業に向けてリリースする予定だ。
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