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WEICとウイングアーク1st、インサイドセールス向けソリューションを軸に資本業務提携:営業データの可視化
WEICと、ウイングアーク1stは2月19日、資本業務提携を締結したことを発表した。ウイングアーク1stはWEICの実施する第三者割当増資を引き受け、WEICの一部株式を取得。またこの資本提携を受け、両社共同でインサイドセールス分野における共同ソリューションを提供していく方針を明らかにした。
従来、BtoB営業では1人の営業担当者が見込み顧客のリスト作成からテレアポ、商談設定、商品提案、クロージング、顧客フォロー、アップ/クロスセル、保守継続などを担当するケースが多かった。そのため業務が属人化し、組織内での情報共有がなされないという課題も生じていた。これに対しWEICでは、「自動的にアポが追加されるSFA」をコンセプトに、同社のノウハウと独自の顧客抽出エンジンを組み合わせたインサイドセールスサービス「APO-HUNTR」を提供している。
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