IBM、三菱東京UFJ銀行と「IBM Watson」の新たな活用法を探る：銀行の顧客対応向上へ

IBMは2月2日、同社が推進するコグニティブ・コンピューティング基盤「IBM Watson」を活用した銀行／金融サービス業務の変革について、三菱東京UFJ銀行と共同で検討することに合意したと発表した。

[岩崎史絵，ITmedia マーケティング]

　三菱東京UFJ銀行は以前から、声認識、画像分析、自然言語処理などのコグニティブ・コンピューティング技術の可能性を探求する先進研究プロジェクトに積極的に投資している。この実績を背景に同行は、顧客とのエンゲージメント向上を目的に、コールセンターや支店、インターネットバンキングや顧客向けコンサルティングサービスなどあらゆるチャネルでIBM Watsonを活用し、その能力をIBMと共同で評価していくという。