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バーチャルリアリティをマーケティングに活用へ、博報堂ら3社がソリューション開発に着手:仮想体験セットで普及
博報堂と博報堂プロダクツ、スマホVR(バーチャルリアリティ)サービスを展開するハコスコの3社は12月19日、VRを企業のマーケティングに活用するソリューション開発を共同で開始することを発表した。VRに投影された空間は、通常の映像よりも臨場感ある映像体験を提供できるという利点を生かし、企業のプロモーションやマーケティングを支援する。
この共同開発の第1弾として、ハコスコが開発/提供しているダンボール製ビューワー「ハコスコ」と個人のスマートフォンを活用した、VR体験ソリューション「スマホVRソリューション」を3社で販売していく。
ハコスコは、高価なヘッドマウントディスプレイやPCがなくてもVR映像を体験できるビューワー。今回のスマホVRソリューションで、企業プロモーションや商品理解を促すスマホアプリ制作やオリジナルパノラマ映像制作とセットで提供される。
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