ニュース
Square、無料POSレジ「Squareレジ」のグローバル提供を開始:収集データはクラウドに保存
Squareは11月20日、iOS/Android対応のPOSレジアプリ「Squareレジ」のグローバル提供を始めた。SquareレジはApp StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードして使用できるクレジットカード決済アプリで、実店舗から屋外のイベント物販など幅広い業態に適用できる。
収集したPOSデータはクラウド上に保存され、ダッシュボードを通じて売り上げ記録や商品管理、在庫管理などを行うことができる。また日本国内では、クラウド会計ソフト「Freee」や「マネーフォワード」、小売店向け仕入れサイト「スーパーデリバリー」とも連携しており、POSデータの戦略的な活用も可能だ。
対応言語は英語/スペイン語/フランス語/日本語で、世界の主要130通貨に対応。また、顧客のメールやSMSにデジタルレシートを発行できるほか、レシートプリンタやキッチンプリンタ、バーコードスキャナとの連携も可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第4回 マスとデジタルが与えている影響を可視化する「グレンジャー因果性」
テレビCMを出稿した。CVが増えた。だからテレビCM施策はよかった。……このロジックは果たして正しいのだろうか? そもそも、マスとデジタルを俯瞰して分析することは可能なのだろうか? 今回から、いよいよ「統計学」を用いた分析事例を紹介する。 - アイリッジ、POSシステムと連携した「POS連動スマホクーポン配信サービス」を提供開始
アイリッジが「POS連動スマホクーポン配信サービス」を開始した。店の混雑具合をみて、リアルタイムに集客できるほか、「雨の日割引」など、タイミングに合わせた集客が容易にできる。 - (前編)IDシステム導入で初めて見えた真の顧客像――PLAZAのO2O戦略
年間約2000万人の来店者を誇る輸入生活雑貨店「PLAZA」。運営会社であるスタイリングライフ・ホールディングスはポイントカードの導入を決め、そこで取得したIDとPOSデータを掛け合わせることで顧客の実態を把握できるようになった――。同社のO2O戦略をプラザスタイル カンパニー シニアバイスプレジデント 販促宣伝本部 本部長の岡田典一氏に聞いた。 - “ネットで集客、実店舗に誘導”がチャンスを生む――O2O市場に攻め込む“スマホファースト”のヤフー
社長交代で“スマホファースト”の戦略に大きく舵を切ったヤフー。法人市場ではO2O市場での取り組みを強化するとし、ヤフーの資産を生かした“クリックからレジまで一気通貫”のソリューションを提供する計画だ。