ニュース
モバイルアナリティクスの独adjust、日本オフィスを開設:拡大するアジア市場制覇に向け
モバイルアナリティクスを手掛けるadjustは11月17日、成長するアジア市場への本格展開に向け、日本および上海にオフィスを開設したことを発表した。
同社が海外オフィスを設立するのは、イスタンブール、サンフランシスコに続き、3番目。日本オフィスの正式名称は「adjust株式会社」、所在地は東京都港区赤坂となる。
adjustはモバイルアプリを開発/提供するアプリベンダに対し、広告のアトリビューション分析やマーケティング施策の効果を分析するインテリジェンスプラットフォームを提供する、モバイルアナリティクスに特化した企業。主な顧客にはDeutsche Telekom(ドイツテレコム)、Universal Music(ユニバーサルミュージック)、Viacom(バイアコム)、DeNA Westなど、世界の大手企業が名を連ねている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 検索広告市場の構造変化――モバイル端末のクリックが全検索広告の50%に
モバイル端末の急速な普及は、企業に対し、検索広告市場に対する戦略の転換を迫る。検索広告市場の主役は、PCからモバイル端末に変わりつつあるのだ。 - CRITEOの2014年事業戦略――買収した英AD-X Trackingでモバイル広告対応を強化
リターゲティング広告事業を展開するCRITEOの2014年事業戦略は、2013年7月に買収した英AD-XTrackingによるモバイル広告配信事業が核となるだろう。CRITEO代表取締役 兼 アジア太平洋地域担当マネージングディレクター上野正博氏に話を聞いた。 - 変わり続ける広告市場――インターネット広告収入がテレビ広告収入を追い抜くのはいつか?
PwCによると、2009年はテレビ広告収入がインターネット広告収入の2倍だったが、2018年にはインターネット広告収入とテレビ広告収入の差はわずか200億米ドルまで縮まるという。 - PR会社のベクトル、動画に特化したクラウドソーシングサービスを開始
総合PR会社のベクトルは11月11日、動画制作の発注から納品までをオンラインで完結するクラウドソーシングサービス「Video Times」の提供を開始した。