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第6回 ブランドエクスペリエンスはどこに向かうのか?:【連載】IOT(Internet of Things)時代のブランドエクスペリエンス(4/4 ページ)
これまで5回にわたり「IoT時代のブランドエクスペリエンス」をテーマにお話しをしてきました。私たち「プロトタイピングラボWHITE」が考える「Computing Anywhere / Anytime」のユーザー体験設計フローに基づいて、IoTを具現化していく入出力の基礎技術の紹介から体験を設計するための手法であるプロトタイピングとUXデザインについて解説し、今回がいよいよ最終回です。
ヒトとモノのこれからの付き合い方
IoTやAugmented Humanによりヒトとモノが近づいていった時に、その接点であるユーザーインターフェイス(UI)も大きな変化をとげていくことが予測されています。Organic User Interface(OUI)というUIの考え方がありますが、何かというと物理的な入力によって変化する、平面ではない表示装置をもっているユーザーインターフェイスです。現在主流のGUI(Graphic User Interface)、タッチ・ジェスチャー操作に代表されるNUI(Natural User Interface)の次にくるUIと言われています。
OUIは、いかなる形にも変化可能な出力装置であると同時に入力装置としても使えるディスプレイによって特徴づけられています。OUIの概念は下記のムービーで分かりやすく紹介されています。
面白い事例として磁性流体を使ったOUIの研究をご紹介します。磁性流体をディスプレイに活用することで、磁石でポイントした位置を取得でき、かつ磁性流体の性質である流体であること活用した形状変化を行うことができます。
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