ニュース
日本オラクル、Oracle Data Management PlatformとOracle Eloqua Marketing CloudServiceを統合:より効果の高いマーケティングプログラム構築
日本オラクルは10月23日、同社の「Oracle Marketing Cloud」における統合拡張について発表した。
同社が提供しているクラウド型のデータマネジメントプラットフォーム「Oracle Data Management Platform(旧BlueKai Data Management Platform)」と、クラウド型マーケティングオートメーション「Oracle Eloqua Marketing Cloud Service」を統合する。これにより、Oracle Data Management Platformで顧客ごとに最適化したキャンペーンを立案し、そのキャンペーンをOracle Eloqua Marketing Cloud Serviceが展開できるようになり、より効果の高いマーケティングプログラム構築を実現できる。
またOracle Eloqua Marketing Cloud Serviceから生成された顧客の行動データは、匿名化した上でOracle Data Management Platformに移行できるので、検索や表示、サイトの最適化、モバイル広告などの分野で顧客のリターゲティングの精度を高めることができるという。さらにOracle Data Management Platformでは、顧客/見込み顧客への理解を深めるため、新たな属性の分析機能の提供も開始。40万件以上の属性データ項目で、7億件以上の匿名顧客プロファイルを検索し、ターゲティングすることが可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本オラクル、三井住友銀行の顧客管理システムに「Oracle Exadata」など3製品を導入
日本オラクルは10月15日、三井住友銀行の新顧客管理システム構築に向けて、高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine(以下、Oracle Exadata)」などエンジニアド・システム3製品を導入したことを発表した。 - 第2回 日本企業が“グローバリゼーションする”上での課題――「戦略の構築」「戦略のアウトプット」「文化の違い」
グローバリゼーションを考える時、日本企業には特有の課題があります。今回は、日本特有の課題の代表例として、「戦略の構築」「戦略のアウトプット」「文化の違い」を紹介します。 - 第7回 成功するWebリニューアルプロジェクトとは?
Webサイトの作り方は“何となく”理解した遠藤さん。では、Webサイトのリニューアルを成功させるためのポイントは何なのだろうか? 成功を考える前に、まずは、失敗の定義を考えてみよう。 - 第5回 “事実の見える化”から“行動の測る化”へ
最終回となる今回は、営業活動における目標と実績のバラツキを抑えるために「マネジメント」が果たす効果を「測定」という視点から考察する。