ニュース
米ランコム、ロイヤルティプログラムでソーシャルメディアのポイント付与 ―― 自社コンテンツ分析を強化:顧客の維持/獲得へ
米ランコムは顧客の維持/獲得に向けて、ソーシャルメディアのポイントを付与するロイヤルティプログラムを開始した。出だしは順調で、同社は今後、自社コンテンツ分析の強化につなげていく。
仏ロレアルグループの高級コスメブランドである米ランコム(Lancôme USA)はこのたび、「Lancôme Elite Rewards」と呼ばれるロイヤルティプログラムをリリースした。大々的にPRはしていないものの、出だしは好調だという。
Lancôme Elite Rewardsは、オンラインショッピング1ドルにつき10ポイントのポイント還元のほか、FacebookやTwitter、Instagram、LinkedInなどでランコムのページやアカウントとエンゲージメントするたびに最大50ポイントの付与、また購入した製品やランコムページのコンテンツをソーシャルメディアで共有するたびに最大25ポイント付与されるというもの。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- オウンドメディアや自社ブログ、目的別にふさわしい記事の長さはどれくらいか
昨今、自社ブログやオウンドメディアを運営する企業が増えてきた。そこで気になるのが、「どれくらいのボリュームの記事量が適当なのか」という点だろう。長文/短文どちらのコンテンツを用意すべきか判断できる、6つの問いを紹介する。 - (後編)「お客さまを主体に」――ギャップジャパンのオムニチャネル戦略
「短期間でDMPを作り、仮説を立て、それに対してデータを回して、キャンペーンを実施する。ともかく、たくさんのPDCAを早く回すことが重要だと考えています」――。ギャップジャパンのオムニチャネル戦略を同社 マーケティングディレクター 遠藤克之輔氏に話を聞いた。 - 「いちばん影響力が強いメディアはWebでもTVでもありませんでした」――サッポロビールのO2Oマーケティング戦略
消費者の購買行動はどのように変わったか? 店頭で得られる消費者の購買行動データをデジタルマーケティングに有効活用する方法は? サッポロビールにおける次世代のマーケティング戦略をデジタルマーケティング室 石原友樹氏に聞く。 - (前編)オムニチャネルで1つのブランド体験を――ギャップジャパンのマーケティング戦略
「O2O」「オムニチャネル」の考え方はかつての「クリック・アンド・モルタル」と基本的には同じである。しかし、市場環境は明らかに異なる。私たちは進化し続けるIT環境の中でビジネスを革新し続けていかなければならない。衣料品大手ギャップジャパン マーケティングディレクター 遠藤克之輔氏に、同社が展開するオムニチャネル戦略の現状と今後の展開を聞いた。