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効果的なコンテンツマーケティングの進め方まずはペルソナ設定(1/2 ページ)

2013年はソーシャルメディアマーケティングが隆盛だったが、2014年に入り活気づいているのがコンテンツマーケティングだ。ClickZ.comが、効果的なコンテンツマーケティングの進め方を提示している。

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 ソーシャルメディアで集めたオーディエンスを、マネタイズしていくプロセスの第一歩として期待されているのがコンテンツマーケティングだが、いわゆる「ベストプラクティス」というものはない。例えば「自分がアピールしたい情報ではなく、ユーザーにとって役立つ情報を提示すること」「購買サイクルの中で、最適なタイミングで最適なコンテンツを提示すること」といった定石は提示できるが、具体的にどう進めていけば良いのかは分からない。

 そんな手探り状態のコンテンツマーケティングについて、2014年2月26日にClickZ.comに掲載された記事“A Template for Killer Content Marketing Campaigns”(「キラーコンテンツ・マーケティングキャンペーンのためのテンプレート」)では、まずコンバージョン/オファーとなるペルソナを決め、それに従ってブログやソーシャルメディア、広告戦略を考えていることを提案している。もちろんこの記事も定石の1つには違いないが、少なくともコンテンツマーケティングを推進していく上で、ブログやソーシャルメディアをどのように併用すれば良いか、判断の目安となることは確かだ。

 以下、その内容をみよう。

 基本となるのが「コンバージョン/オファー」。これはオーディエンスにとって役立つ情報を提供する代わり、メールアドレスや氏名といった個人情報を取得することだ。

 オーディエンスにとって役立つ情報とは、例えば電子書籍やWebinarの開催、ホワイトペーパー、無料ツール/試作品提供といったことが挙げられる。このコンバージョン・オファーを実施するにあたり、明確にしておくべきことがターゲットとなる「ペルソナ」と、「そのペルソナがライフサイクルのどのステージにいるか」という点だ。これが決まれば、あとはコンバージョン/オファーをサポートする種々のピースや仕組みを作成する。

 具体的には

  1. ランディングページ
  2. ありがとうページ/ありがとうメール
  3. コール・トゥ・アクション
  4. リードナーチャリング・キャンペーン

などが挙げられる。

 このうち、「コール・トゥ・アクション」とは、Webサイトなどに張るグラフィックで、ランディングページへの誘導を促すバナーなどを指す。また、「リードナーチャリング・キャンペーン」とは、コンバージョン・オファーを受け入れたユーザーに対し、次のプロセスを促す継続メールなどを意味している。

 以上がコンテンツマーケティングキャンペーンを展開する上での基本ピースだが、それをさらに後押しするのがブログやソーシャルメディアだ。

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