ニュース
Facebookがネット小売から高い評価を得る理由:トラフィック、リーチ、シェアで圧倒
ソーシャルネットワーク導入については、Facebook、YouTube、Twitter、Instagram、Piterest、Google+でほとんど差はないものの、広告効果でみると差は歴然だという。
2014年1月14日、ネット小売トップ500企業に調査したソーシャルネットワーク導入効果の調査結果がSearchEngineWatchに掲載された。記事タイトルは“Top Online Retailers Favor Facebook for Traffic and Sales [Study]”(「調査結果:オンライン小売トップ企業、トラフィックと売り上げ貢献でFacebookを評価」)だ。調査はソーシャルテクノロジ企業の8th Bridgeが実施したもので、その結果によると、ソーシャルネットワーク導入については、Facebook、YouTube、Twitter、Instagram、Piterest、Google+でほとんど差はないものの、広告効果でみると差は歴然だという。
Facebook Exchangeからのトラフィックは、ほかのソーシャルメディア広告に比べ圧倒的に高い。そのため、ほとんどの企業はソーシャルネットワーク広告費用をFacebookに投資している。これと対照的なのがTwitterとInstagramで、Twitterからトラフィックを得られた業者は85社、Instagramでは55社という結果に終わった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第3回 クチコミマーケティングを巡る残念な2つのこと
メッセージを正しく届けるうえで重要なのは、メッセージ(=コンテンツ)を運搬するメディアの特性を知ることだ。広告には広告に最適な表現があり、ブログにはブログに適した表現がある。残念なマーケターはそのことを理解していない。 - 第17回 ルフィはどこに行った? ソーシャルメディアで感想を引き出す〜『ONE PIECE』キャンペーンの秘密
ソーシャルメディアで“話題を生む”コツは、適切な情報をタイミングよく公開することに尽きる。極めてシンプルなこの原則を忠実に守って大成功を収めたのが「ONE PIECEコミックス累計発行部数3億冊突破記念キャンペーン」である。 - 女性に人気のソーシャルメディア、40〜50代に人気のソーシャルメディア
女性のソーシャルプラットフォーム利用時間の調査結果によると、一般に女性のソーシャルメディア利用時間は増加傾向にあるという。 - ソーシャルメディア運営は「5W1H」で考えよう
2013年8月23日にClickZ.comに掲載された記事“The 5 Ws of Social Media (and the H)”(「ソーシャルメディアの5W1H」)では、ソーシャルメディア運営をジャーナリスティックなアプローチから考えることを提案している。