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ソーシャルリスニングで顧客ペルソナを構築しようコンテンツマーケティングに必須(1/2 ページ)

Facebookの機能やソーシャルモニタリングツールを利用して顧客インサイトを発掘する方法を、3段階で紹介する。

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 自社ブランドの顧客層を把握することは、マーケティング上の課題というより、企業全体で考えるべき大きな経営課題といえる。顧客層の関心や自社ブランドに関する意識が分かれば、それに従って効果的なコンテンツや広告戦略を立案することができるからだ。

 2014年1月8日にClickZ.comに掲載された記事“Using Social Media Data to Build Audience Personas”(「ソーシャルメディアデータを利用してオーディエンス・ペルソナを構築する」)では、Facebookの機能やソーシャルモニタリングツールを利用して顧客インサイトを発掘する方法を、3段階で紹介している。

1. Facebookで顧客インサイトを大まかにつかむ

 Facebookページを持っていれば、大まかな顧客インサイトをつかむことができる。そのためのツールが「Facebook Page Insights」と「Facebook Ad Manager」だ。Facebook Page Insightsでは、性別や年齢層、居住国/都市や言語などをブレイクダウンして把握できるほか、例えば「People Reached」や「People Engaged」をみれば、誰がどのコンテンツを閲覧し、どのコンテンツに「いいね!」などのエンゲージメントをしたかが分かるし、また「チェックイン」をみれば、どの店舗に来店したかをみることができる。

 さらに詳しいインサイトを獲得するのならば、Ad ManagerやPower Editorなどでターゲティングのパラメーターを設定することも可能だ。例えば自社Facebookページのファンが1万人いるとして、そこに「子供を持つ親である」という条件でグループを抽出したとしよう。その人数が8235人だったとしたら、「子供を持つ親は82.35%」ということが分かる。

 ただ、Facebookのファンのデータは正確なものではない。昔一度だけ「いいね!」をした人もいるし、何かのキャンペーンで「いいね!」を押しただけというユーザーもいる。さらにいえば、Facebookのファンをみているだけでは、将来エンゲージしそうなポテンシャル層はつかめない。より詳細な情報が必要になる。

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