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第1回 57種類のラベルデザインと57年分のヒット曲――日本コカ・コーラが「Share a Coke and a Song」キャンペーンに込めた意味【連載】モバイル広告大賞に見るデジタルマーケティング最前線

「モバイル広告大賞」マーケティング部門 ベストイフェクティブネス賞を受賞した日本コカ・コーラの「Share a Coke and a Song」キャンペーンは、ボトル(Offline)⇒キャンペーンサイト(Online)⇒店舗(Offline)という導線設計を組み込んだ秀逸なキャンペーンだった。

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57年間のヒット曲が聴けるキャンペーン

 2013年3月から6月にかけて日本コカ・コーラ(以下、コカ・コーラ)が実施したキャンペーンが「Share a Coke and a Song」である。コカ・コーラの日本市場参入57年という「歴史」をキーに、具体的な施策として同社は、1957年から2013年のヒット曲10曲で構成されたオリジナルのプレイリストをインターネット上のストリーミングサービスとして展開した(コカ・コーラは1957年に日本で本格的に販売を開始した)。


1957年から2013年のヒット曲10曲で構成されたオリジナルのプレイリストをインターネット上のストリーミングサービスとして展開

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