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第4回 「ソーシャルでマーケティングはここまでできる」、最も身近なビッグデータとしてのソーシャルデータの活用法【連載】「変わる」広告会社(2/2 ページ)

ビッグデータを単に分析の手段として活用するのではなく、アクションに結び付け、さらに実施した施策の検証にも活用。新たな市場を創造することができたかPDCAを回していくことが重要である。今回はビッグデータのマーケティング活用の第一歩としてソーシャルデータの活用をご紹介する。

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マーケティングデータとしてのソーシャルデータの位置付け

 最初に、生活者がソーシャルメディアをどのように活用しているか確認してみよう。


地域別ソーシャルメディアの利用時間(週平均、1日あたり、2012年メディア定点調査、博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所)

 博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所の調査によれば、東京でのソーシャルメディアの利用時間は1日当たり平均で23分に達している。特に(東京の)10代、20代では平均値で50分弱に達する。また、テレビ番組を見ながらソーシャルメディアに書き込む、いわゆる「ながらソーシャルメディア族」ともいえる人の割合は、(東京では)ソーシャルメディア利用者中の39%に達している。さらに、購買行動とソーシャルメディアの関係では、「店頭でソーシャルメディア上の口コミを見る」人の割合は57%に達するという調査結果もある(博報堂DYグループ スマートデバイスビジネスセンター調べ)。

 このように、生活者の購買行動の最初の段階である情報入手段階から、最後の購買行動の段階まで、ソーシャルメディアが生活者の生活の中で存在感を高めている。その結果、ソーシャルデータは以下のような特徴を持つマーケティングデータとして価値を増している。

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