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第5回 コミュニケーションデザイン――ユーザー視点でコミュニケーションのシナリオを考える【連載】オウンドメディアコミュニケーション 成功の法則21(2/2 ページ)

オウンドメディアの果たすべき役割を考え、コミュニケーションゴールを達成するためには、ユーザーの視点に立ったシナリオ(カスタマージャーニー)のデザインが必要。認知から購入、そして自社のファンになってもらうために何が必要か? 今回はコミュニケーションデザインについて考える。

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コミュニケーションシナリオの重要性

 コミュニケーションゴールが設定できたら、次にそのゴールを達成するためのコミュニケーションシナリオ(カスタマージャーニー)をユーザー視点で考えていきましょう。

 コミュニケーションシナリオとは、ユーザーがオウンドメディアを来訪するきっかけから、サイト内回遊を経て、企業側がゴール設定しているアクション(問い合わせや資料請求)までの一連の流れを指します。このコミュニケーションシナリオは、ターゲットごとやその目的によって多数存在していますので、特に重要なターゲットユーザーに対する代表的なシナリオを描くようにしてください。

 なぜコミュニケーションシナリオが必要なのでしょうか? 前述した通り、オウンドメディアはユーザーの能動的な「操作」(ページを閲覧する際のスクロールやクリック操作など)が発生します。つまりユーザーが「操作」しなければ、そのオウンドメディア内にあるコンテンツに辿りつかないばかりか、ユーザーの間違った操作を誘発する結果を招くこともあります。そのためユーザーの「操作」を含めた一連の行動を想定したコミュニケーションシナリオがなければ企業の求めるゴールに到達することは難しいのです。


コミュニケーションシナリオにおける2つの重要なポイント

 このコミュニケーションシナリオを作成するにあたっては、企業視点とユーザー視点という2つのポイントで考えることをおすすめします。

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