ニュース
ビデオリサーチ、Twitter Japanと Twitter上のTV番組波及効果の指標整備に着手:TV×Twitter
ビデオリサーチはTwitter Japanの協力で、テレビ番組がTwitter上でどのような反応があったかを測る指標作りを開始する。ツイートデータ収集に必要な番組ハッシュタグの整備も同時に進める。
ビデオリサーチは10月23日、Twitter Japanと協力し、Twitter上でのテレビ番組への反応を測る指標を整備する取り組みに着手したと発表した。ツイート情報を取得するため、指標に最適なAPIをTwitter Japanがビデオリサーチに提供する。
最初の取り組みとして、「1分当たりのツイート件数」とその「前4週平均」を番組別に算出し、番組の反応を測る指標とする。この指標により、テレビ番組がTwitter上でどれだけ話題となったのかが確認でき、過去の放送や他番組、同ジャンルの番組との反応を比較することが可能になるという。
テレビ番組に関連するツイートデータ収集は、テレビ局が使っているハッシュタグや番組ハッシュタグを基準に取得する。現在、全ての番組がTwitterのハッシュタグを利用しているわけではないため、併せて番組ハッシュタグの利用促進や整備に取り組んでいく。ビデオリサーチは1分当たりのツイート件数に加え、今後は波及効果に関する指標も検討している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 【連載】ARをマーケティングに応用する:第2回 拡張現実を実現する技術――プラットフォーム編
前編「拡張現実を実現する技術――ハード/ソフト編」に引き続き、後編ではAR関連のプラットフォームを解説する。 - 【連載】ARをマーケティングに応用する:第2回 拡張現実を実現する技術――ハード/ソフト編
「拡張現実を実現する技術」前編では、拡張現実技術におけるハードウェア/ソフトウェアの領域を解説する。 - BE ソーシャル! 第1章「そして世界は透明になった」:第2回 アイデンティティは1つだけ
「今後、ほとんどの産業と多くの企業は、ソーシャルエンタープライズとなるべく見直され、再構築されるだろう」(マーク・ザッカーバーグ)――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。 - BE ソーシャル! 第1章「そして世界は透明になった」:第1回 「DO ソーシャル」から「BE ソーシャル」へ
ソーシャルメディアを活用する「DO ソーシャル」から、企業自身がソーシャルメディアに溶け込む「BE ソーシャル」のステージへ。やがて世界はソーシャルシフトしていく――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。 - ゲームの力が会社を変える:ゲーミフィケーションとは何か?(後編)
ループス・コミュニケーションズの岡村健右氏が解説するゲーミフィケーション入門。モチベーションの喚起はビジネスを成功に導く鍵になります。そこで登場するのがゲーミフィケーションなのです。 - 第2回 なぜ田中は「アドテクアドテク」とワーワー言っているのか