テレビを見ながらスマートフォンを触ったことがある人はスマートフォンユーザーの75.9%〜調査データランキングTOP10:人気調査データをランキングで紹介
「調査のチカラ」で人気がある調査データを紹介します。「LINEに関する調査」や「世界の喫煙率とタバコの値段」に関する調査データがランクインしました。
9月21日時点で最も読まれた調査データは「LINEに関する調査」でした。2位は「iPhone 5を購入したいと思っている人の割合は?」で、3位は「『全国スマートフォンユーザー1000人定期調査』第2回」でした。1位の「LINEに関する調査」ではLINE内で人気のあるサービス、便利な点、不便な点などがまとめられています。2位は「iPhone 5を購入したいと思っている人の割合は?」で、「iPhone 5購入したいと思う」を選択したのは全体の20.2%、「購入したいと思わない」と回答したのは48.4%でした。また「検討中」は31.4%とiPhone人気の割には意外な結果が出ています。
私が興味深かったのは3位の「『全国スマートフォンユーザー1000人定期調査』第2回」です。スポットが当てられているのはスマートフォンとTV視聴の関係について分析です。調査によると「テレビを見ながらスマートフォンを触る」と答えた人はスマートフォンユーザーの75.9%でした。そのうち、「テレビ番組で紹介された商品やサービスをスマートフォンで検索する」人は68.1%、「紹介された場所に実際に行く」人は40.9%、「紹介された商品やサービスをスマートフォンで購入する」人は25.1%、「SNSで友人・知人にシェアする人」は21.0%という結果が出ています。また、「スマートフォンを使うことによりテレビの視聴がより楽しくなる」と答えた人は、全体の30.4%でした。
マーケティングやプロモーションの観点でこの分析結果をどう見るかは人によって分かれると思います。前向きに捉えればテレビとスマートフォンはシナジーがあり、TVは広告の手段としてより高い送客効果が期待できる媒体ということになります。しかし、テレビを見ながらスマートフォンを触ったことがある人はスマートフォンユーザーの75.9%もいるのに、「スマートフォンの利用により、テレビ視聴をより楽しむことができる」と答えた人は30.4%です。残りの69.6%はTVとスマートフォンに親和性がないと考えているとも言えると思います。あなたは調査結果からどのような考えを持ちましたか?
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