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Facebook連携アプリでソーシャルをさらに楽しむ(2/2 ページ)

日本でも随分と利用者が増えたFacebook。仕事の関係者とFacebookでつながって、連絡や情報共有をしているユーザーも多いだろう。今回はそうしたユーザーも活用できそうなFacebook連携アプリを4つ紹介しよう。

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Facebook上で告知されたイベントや友人の誕生日を「SnapCal」で完全管理

 スケジュール管理アプリ「SnapCal」は、Googleカレンダー、Twitter、Facebook、Evernoteといった外部サービスとの連携・同期ができる無料のカレンダーアプリ。サービス独自の無料アカウントを取得すれば、ほかのSnapCalユーザーとのスケジュール共有も可能になる。


photo メールアドレスとパスワードを入力するだけでアカウントを作成できる
photo
SnapCal

 Facebookとの連携について最初に触れておくと、Facebookで参加予定のイベントをカレンダー上に同期したり、友人の誕生日を同期したりできるのが最大の特徴となる。Facebook上の予定とその他の予定をまとめてチェックできるようになるので、ダブルブッキングの心配も少なくなる。また、誕生日の同期機能は思いのほか役立つ場面が多い。学生時代の友人など、疎遠になっている人の誕生日を思い出せるので、コミュニケーションのきっかけになるかもしれない。


photo Facebookの同期設定画面。過去のイベントの同期も可能だが、ダウンロードされたイベントの編集はできない(写真=左)。カレンダー上に誕生日の友人がアイコンとともに表示される(写真=右)
photo カレンダーは写真のように週間表示やリスト表示も可能。また、1日表示にも対応する
photo カレンダー上のイベントはFacebook以外のサービスでも共有できる

 カレンダーとしての使い勝手にも優れており、Googleカレンダーで使用している色をそのまま使えたりするのがありがたい。また、登録しているイベントやスケジュールを自分のTwitterアカウントでつぶやけるので、イベントを拡散するのにも役立つ。さらに、Evernote上のノートから日付や時間、場所、詳細情報を抽出し、カレンダーに取り込むこともできる。


photo 同期するカレンダーは設定から変更可能(写真=左)。通常のカレンダー同様、スケジュールを追加できる。アラート機能もあるので便利(写真=右)
photo EvernoteからスケジュールをインポートできるのはSnapCalならではの機能だ(写真=左)。カレンダーは「.ics」ファイルでメールに添付することもできる(写真=右)

 Facebookだけに留まらず、そのほかのパーソナルクラウドサービスと連携しながらスケジュールを効率良く管理したいという人は一度使ってみてほしい。

Facebook連携が可能な顔認識アプリ「remembAR」で出会いを記録

 「remembAR」は友達と会った履歴を簡単に記録できるアプリで、いわば“人へのチェックインアプリ”だ。先に言っておくと、同アプリは動作が不安定な部分があり、完成度という面では課題がある。しかし、近未来を感じさせる面白い体験ができる。アプリを起動し、Facebook上で友達になっている友人の顔にカメラをかざすと、その友人のFacebookアカウントが画面にポップアップする。こうして、どこで会ったか、何回会ったかといったライフログが取れるのだ。


photo アプリのTOP画面。最初にFacebookとの連携を行う
photo
remembAR

 どういう仕組みかというと、Facebook上の友達のプロフィール写真などをremembAR側が解析し、カメラに写る顔と照合して判定している。認識精度は写真データの充実度合いによって変わるので、残念ながら相手を100%認識できる、というものではない。しかし、実際に本人のアカウントが浮かび上がると、SFの世界に入り込んだような楽しさが味わえるだろう。

 さっそく、テストとして友人にカメラを向けてみた。すると、画面の右端に該当するであろう人物のFacebookアカウントが表示された。ちなみに、照合する写真データはプロフィール写真だけでなく、タグ付けされた写真も含まれる。プロフィール写真がイラストだったりする人も多いが、そういう人も認識する可能性はある。


photo カメラを向けたら、シャッターを押すなどの操作は必要ない。緑の枠が出たら認識が完了している。ちなみに画面が真っ暗なのは、画面キャプチャの仕様のためで、実際にはカメラの被写体が写っている

 相手のアカウントが表示されたら、左側の丸をタップしてチェックして「meet」する。初期設定では、誰とmeetしたかがFacebookに投稿されるようになっているが、設定(メニューバーの歯車アイコン)で投稿機能をオフにすることも可能だ。こうしてmeetすることで、誰に何回会ったかといった情報を記録できる。


photo 投稿するメッセージは編集も可能(写真=左)。設定ではFacebook投稿のオンオフが切り替えられる(写真=右)
photo 認識が成功しなかった場合、手動で相手を検索することも可能。ただ、友達のアイコンがずらりと表示されるUIで、アイコンを覚えていないと使いにくい(写真=左)。出会った人の履歴がアプリにたまっていく。アプリ上では日時しか表示されないが、Facebookに投稿した場合は位置情報も添付された(写真=右)

 基本的には友達になっているユーザー同士でしか使えない。ただし、Facebook上でイベントを作成した主催者が、あらかじめremembARをイベントと連携させている場合、友達になっていなくてもイベントの参加者同士がremembARを使えるようになる。イベントの余興として使うのもアリかもしれない。

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