メールマガジンは、顧客との定期的/恒常的なコミュニケーション手段として非常に有効な手段といえる。ただしマーケターにとっては、購読率をみるだけでは不十分。むしろ退会率に目を配るべきだ。そこには必ず、「メールの量が多過ぎる」「自分と関係ないメールが送られる」といった理由がある。
2013年12月2日にMashableに掲載された記事“Why People Unsubscribe From Your Email List”(「人々があなたのメールリストから退会する理由」)によると、メールマガジンの退会は、購読から30日間以内に起こることが最も多いという。逆にいえば、この30日間で顧客の心をつかんだら、あとは購読率を維持することに注力すれば良い。
では、どのようにすれば購読率を上げることができるのか。記事では配信時期から表題の付け方まで、興味を惹かせるためのメールマガジンを作成する6つのコツを紹介している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- リビジェン、スマホユーザーのメルマガ購読率、購入率の調査結果を発表
スマートフォンユーザーに特化したマーケティングリサーチ業を営むリビジェンは12月2日、スマートフォンユーザー500人のメルマガに対する意識調査の結果を発表した。 - メルマガの開封率が最も高いのは火曜日、クリック率が高いのは金曜日
顧客とのエンゲージメント手段として欠かせないのが、メールマガジンの配信だ。何曜日に配信すれば、メールマガジンの効果が最も上がるのか。 - メールマーケティングがうまくいかない3つの理由
依然としてメールマーケティグはマーケティング戦略の一翼を担っている。ClickZ.comに掲載された記事ではメールマーケティングを展開する際の“悪い例”を3つ挙げている。 - 第6回 「メールマーケティング」という取り組みの意味を考える
メールマーケティングを単に「メールによる販促」という観点で捉えるのではなく、そこからの拡がりをイメージして取り組むことが大変重要です。広義に捉えれば、メールマーケティングは、CRMや顧客中心の考え方に基づいたアプローチです。仮に手段が変わったとしても、そこで得た考え方やノウハウはある程度継続して有効に働くでしょう。