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ipoca、集客から購買までをカバーする一気通貫型O2Oサービス「NEARLY」を開発:アンチ“ショールーミング”
全国1500店舗への採用実績を持つリアル店舗の販促支援サービス「タッチャン」を提供するipoka(イポカ)は11月6日、集客から購買までを促進する一気通貫型O2Oサービス「NEARLY(ニアリ)」の開発を発表した。集客から購買までのエンド・トゥ・エンドなO2Oサービスは日本初。サービス提供開始は12月中旬を予定している。
NEARYは、50万ユーザーに利用されているタッチャンで蓄積したO2Oノウハウを基に開発されたサービスで、Android版/iPhone版での提供を予定しており、「アンチ“ショールーミング”」というスローガンの下、リアル店舗への来店・購買を支援する。個々のユーザーの趣向に合わせた情報配信機能や、ゲーミフィケーション要素を通じて「楽しい買い物体験」を提供し、購買を促進するインセンティブ機能やユーザーの行動ログに基づいた分析機能を提供している。なおサービス開発に当たっては、丹青モールマネジメントの運営ノウハウやアドバイスを参考にしているという。
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