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転売目的の不正注文を出荷前にAIが判別 売れるネット広告社がD2C事業者向けにツールを提供AIによる不正注文防止サービス

売れるネット広告社は、不正注文によるD2C事業者の損失を防ぐ新たなサービスを提供開始した。

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 売れるネット広告社グループ(以下、売れるネット広告社)は、D2C事業者向けAI不正注文防止サービス「売れるD2C AI不正チェッカー」の提供を開始した。海外の最先端AIソリューションを日本市場に展開するニュウジアとの業務提携により、同社の持つAI技術と売れるネット広告社のノウハウを組み合わせ、いたずらや不正注文を出荷前に判別する。

転売目的やポイント目当ての不正に対処

 近年、ネット通販において転売目的やポイント目当ての不正注文が増加している。これらの不正注文は、架空の住所や他人情報での申し込み、割引価格を利用した定期コースの即解約など、巧妙化している。

 不正注文により、D2C事業者は注文チェックの手間とコスト増加、出荷後の損失(受け取り拒否による配送料のムダや再販不可による在庫ロスの発生など)などの課題に直面している。また、広告経由の不正注文においては、成果報酬が発生するにもかかわわらず即解約となるため、マーケティング費用対効果が悪化する。

 売れるD2C AI不正チェッカーはこれらの課題に対処する。特徴は以下の通りだ。

  1. AIによる自動音声通話:AIエージェントが注文者に電話をかけて注文内容や購入意図を確認し、不正注文の可能性を自動的に判別する。
  2. 90カ国語対応:日本語を含む世界90カ国語に対応しており、外国人を装う不正者にも対応可能。
  3. 不正注文の早期発見:出荷前に不正注文を判別することで、損失やコスト増加を未然に防ぐ。

サービスのイメージ(画像は売れるネット広告社のプレスリリースより)

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