Webサイト訪問者の行動分析ツール「Content Analytics」を提供するUNCOVER TRUTHは、Google Analytics4(以下、GA4)を活用している企業(事業会社および支援会社)のマーケターを対象に「GA4の利用状況と難易度に関する調査」を実施した。
GA4で特に難しいと感じる要素は?
GA4の利用頻度について質問したところ、回答者の7割以上が少なくとも「週1回以上GA4を利用している」と回答した。内訳は「毎日」が26%、「週2〜3回」が29%、「週1回程度」が19%という結果だった。
主に利用されているレポート機能を複数回答で聞くと、最多は「集客(チャネル・参照元など)」(22%)、「自由形式」(22%)で、「経路データ探索」(15%)、「エンゲージメント(イベント・ランディング)」(14%)などが続いた。GA4をWebサイトの集客状況を把握するとともに、指標やディメンションを選択して集計を行っていることが分かった。
GA4の難易度について質問したところ、回答者の86%が「難しい・やや難しい」と回答した。「やさしい」と回答した人はいなかった。
GA4で難しいと感じる機能について聞くと「指標やディメンション定義の理解」(58%)、「イベントの設定・定義」(55%)が特に多く、Webサイトに訪問したユーザーの深掘り分析や行動トラッキングする際の設定に難しさを感じていることが分かった。
2023年7月にGoogleアナリティクスの旧バージョン「ユニバーサルアナリティクス(UA)」のサポートが終了し、GA4への移行が進んでいる。一方で、その活用においては多くの担当者が難しさを実感していることがうかがえる。
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