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「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年11月)「テクノグラフィック」で読み解くMarTechの現在

今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介します。

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 今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介します。まずは、パーソナライゼーション製品の国内売れ筋TOP5です。

パーソナライゼーション製品国内顧客ドメイン数TOP5<2024年11月12日>(出典:TecPlus)

 前月に続き、ランキングの変化はありませんでした。

 ランキング内で最も増加したのは、1位の「さぶみっと!レコメンド」です。このところ減少傾向でしたが、今回はプラス24と盛り返しました。

「A/Bテスト」ツール国内売れ筋TOP5

 次は、「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋TOP5を紹介します。

「A/Bテスト」ツール国内顧客ドメイン数TOP5<2024年11月12日>(出典:TecPlus)

 11月度のランキングに、順位の変動はありませんでした。

 減少幅が最も大きかったのは、1位の「AD EBiS LPOエビス」です。対前月比でマイナス48でした。その他のブランドについては、4位の「Adobe Target」 が微増した以外は減少しました。

A/B テストの利用率

 TecPlusの国内のECビジネスにおけるA/Bテストツールの実装率は、1.4%です。ECプラットフォームにA/Bテスト機能を搭載したツールもありますが、国内におけるA/Bテストツールの利用率はかなり低いといえます。

 国外に目を向けると、ポップアップビルダープラットフォームを提供しているClaspoの調査では、

 約60%の企業がすでにA/Bスプリットテストを利用しており、34%の企業が今後の利用を計画しています。このアプローチが広く採用されているのは、ページビューやリードの増加、収益の向上といったビジネス成果の改善と関連しているためです。
 A/Bテストの活用により、Webサイトやメール、その他のマーケティング要素の2つのバージョンを比較し、どちらがより良い成果を上げるかを判断することで、データに基づいた意思決定が可能になります。
 例えば、Veem SoftwareはCTA(コールトゥアクション:行動喚起)の中の1つの単語を変更するテストを実施し、クリック率(CTR)が161.66%も増加しました。
出典:What is A/B Testing: Steps & Best Practices(外部リンク/英語)

 と、あり、ECビジネスにおけるコンバージョン率の上昇や離脱率の低下など、さまざまな良い事例があります。A/B テストツールの活用によるビジネスの拡大は、大きなメリットがあるといえるでしょう。

この連載について

 TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。


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