インテージは、全国の15歳から79歳の男女5000人を対象に実施したハロウィーンに関する調査の結果を公開した。調査実施時期は2024年9月27日から10月1日。
調査結果によると、ハロウィーンの予定がある人は約3割で前年比1.2倍。女性15〜19歳に限ると予定のある人は7割に達した。
ハロウィーン予算は前年比1.2倍でコロナ前を上回る その背景は?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の5類移行後初となった2023年のハロウィーンは平均予算5620円と、コロナ禍の2021年(平均予算4021円)から大きく増加した(関連記事:「5類移行後初のハロウィーン、予算は?――インテージ調査」)。今回、2024年の調査でハロウィーンに「何かしら行う予定」と回答した人を対象に、かける費用について聞いたところ、前年の約1.2倍の平均6565円となった。これはコロナ前の2019年の平均予算5980円をも上回る。性・年代別で最も増加しているのは女性40〜49歳で前年の平均予算3917円から7146円に増額した。
費用が「増える」と回答した人に複数回答で理由を聞いたところ、最も多かったのは「物価高だから」(22%)で、「盛り上がりたい/楽しみたいから」(19%)、「ハロウィーン限定商品を買うから」(18%)、「コロナが落ち着いているから」(17%)、「外出することが増えたから/出かけるから」(17%)が続いた。
ハロウィーンでやりたいこと・行きたい場所については、「ハロウィーン限定商品を買う」(11%)、「料理」(9%)などが多かった。「料理」「ハロウィーン限定商品を買う」「お菓子を配る・もらう」などは前年比で増加している。
繁華街へ繰り出す予定の人に最も重視することを聞くと最多は「安全」(52%)だったた。この他「イベント内容」「飲食できるところがあるか」「街全体が盛り上がるか」「仮装できるか」といった点が重視され、「自治体が受け入れているか」は9位にとどまった。
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