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「Shufoo!」の来店データを活用した広告運用サービス TOPPANグループのONE COMPATHが本格展開来店の効果を可視化し、販促予算の最適化を目指す

「Shufoo!」の来店データを活用した店舗販促特化型の広告運用と、施策効果の詳細分析による店舗単位のマーケティング支援を組み合わせ、メディアのアロケーション(予算の最適化)を実現する。

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 TOPPANグループのONE COMPATHは、国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!」の来店データを活用した店舗販促特化型の広告運用と施策効果の詳細分析による店舗単位のマーケティング支援を組み合わせた「リテールマーケティングサービス」を提供開始した。

 Shufoo!はTOPPANが2001年8月に開始し、2019年4月1よりONE COMPATHが運営している。2024年7月現在の利用者数は月間1600万人(提供ASP上のアクセス含む)、参加店舗数は全国12万店以上。日本全国のスーパーやホームセンター、家電店、ドラッグストアなどのチラシを無料でチェックできる他、お店の薦め商品やタイムセール、バーゲン情報、クーポン、割引デーの情報、レシピ検索などのお得にする情報をモバイルアプリおよびWeb経由で提供している。

具体的にはどんなことが可能になる?

 小売流通企業では昨今、消費者一人一人に対する適切なコミュニケーションを実現するため、デジタルマーケティングの重要性が高まっている。しかし、顧客理解を進める上で、各企業が保有するファーストパーティーデータだけでは施策の根拠立てが不十分なことがある。一方、プライバシー保護の機運が高まる中で、従来型のサードパーティーCookieを利用したターゲティングや計測が困難になっている事情もある。

 リテールマーケティングサービスでは、20年以上小売企業の店舗販促を支援してきたShufoo!独自の来店データを広告運用に活用しつつ、最近リリースされた、顧客の来店行動を詳細に可視化するレポーティングサービス「ビジットトラッキング」と組み合わせてメディアのアロケーション(予算の最適化)を実現する。


リテールマーケティングサービスの全体像(画像提供:ONE COMPATH)

 具体的なサービス内容は以下の通りだ。

  1. デジタル販促の有効性が高い店舗の判別と店舗単位のきめ細やかな広告運用:Shufoo!の商圏設定や電子チラシの閲覧状況を基に、Web広告の配信エリアやターゲットを確認し、最適な広告運用を行う。Shufoo!とWeb広告の来店効果を数値化(可視化)することで、店舗ごとにデジタル販促の有効性を判別。この結果を基にPDCAサイクルを回して細かく来店単価を調整し、店舗単位でセグメント設計を行った最適な広告運用設計が可能になる。
  2. 来店が可視化されることにより可能になる、効果が高い施策の実施とクリエイティブの改善提案:広告運用の実績データおよびビジットトラッキングの来店動向分析結果を統合し、店舗ごとに高い効果が期待できる販促施策や最適なクリエイティブを提案する。これにより、チラシを見て買いものをする人はもちろん、チラシを見ないユーザーや、お店に来たことがない、お店を知らないユーザーに対しても効率的に来店につながるマーケティング支援が可能になる。広告運用と効果の高い施策実施を組み合わせながら、店舗ごとの販促にかける予算を最適化する。

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