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堀江貴文氏のラジオ局と業務提携 売れるネット広告社がマス媒体に進出成果報酬型新マーケットプレイス事業など開発へ

売れるネット広告社は、実業家の堀江貴文氏が代表取締役会長を務める福岡県のラジオ局CROSS FMと業務提携契約を締結したと発表した。

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 売れるネット広告社は2024年10月7日、福岡県北九州市に本社を置くラジオ局CROSS FMと業務提携契約を締結したと発表した。

CROSS FMとは? 業務提携契約の目的と具体的な取り組み

 CROSS FMは福岡県内を放送対象地域とする超短波放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者。2023年に実業家の堀江貴文氏が代表取締役会長に就任している。また、2024年9月には売れるネット広告社代表取締役社長CEOの加藤公一レオ氏が出資を行い、取締役(CMO)に就任している。


(画像は売れるネット広告社のプレスリリースより)

 「電波をつかった、大実験をしよう」をコピーに掲げるCROSS FMは、これまでのラジオ局や放送局が手掛けなかった新しい施策に挑戦している。売れるネット広告社は加藤氏によるCROSS FMの株式保有および取締役就任の目的として

  1. CROSS FM の放送事業におけるデジタル音声広告商品の開発
  2. CROSS FM での番組制作・出演
  3. 地域活性化の推進

の3つを掲げていた。

 創業以来、インターネット広告を中心としたクラウドサービスおよびマーケティング支援サービスを提供してきた売れるネット広告社だが、今後は「世界中をダイレクトマーケティングだらけにする!」というビジョンを叶えるべく、インターネット広告だけでなくマス4媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)への事業領域の拡大を目指している。今回のCROSS FMとの業務提携はその第一歩となるものだ。

 具体的には以下の取り組みを予定している。

  1. 「成果報酬型新マーケットプレイス事業」の企画・開発:深夜帯(午前2〜5時)において現在広告の入っていない「ホワイトスペース」を成果報酬型広告枠として活用するなど、「成果報酬型新マーケットプレイス事業」をCROSS FMと売れるネット広告社で立ち上げる。
  2. ラジオの広告効果測定プラットフォームの共同開発:ラジオ広告における広告効果の測定、費用対効果の検証およびA/Bテスト実施による広告最適化を行うなど、ラジオ広告における広告の費用対効果を可視化し、PDCAを回すことが可能となるようなプラットフォームを共同開発することを目指す。
  3. ラジオ放送と連動したデジタル広告の企画・開発:ラジオ番組を動画コンテンツ化し、インターネットや他メディアで配信したり、収録した動画を動画広告、デジタル広告に活用したり、ラジオ以外の広告メディアで活用することを目指す。

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