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デジタル広告の不正被害 年間推計1667億円超え今日のリサーチ

Spider Labsが「2023年アドフラウド調査レポート」を発表しました。

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 Spider Labsは、2023年版「アドフラウド調査レポート」を発表いたしました。同レポートはアドフラウド対策ツール「Spider AF」で2023年1月から12月の運用型広告、アフィリエイト広告、モバイル広告のデータを解析したもの。調査の中で、運用型広告では最大35.8%のアドフラウドリスクがあることが判明しました。被害の平均値から推計すると、2023年における国内のアドフラウド被害額は1667億円を超える見込みです。

アドフラウド率が高い業界は?

 アドフラウド(広告不正)とは、不正な手法によって広告のインプレッションやクリック、コンバージョンを水増しして広告報酬を搾取する不正行為のこと。

 2023年1月から12月の期間で解析したWeb広告の29億2500万クリックのうち、約4.9%の1億4332万クリックがアドフラウドであることが判明しました。1クリック当たり50円で計算すると、アドフラウド被害の規模はおよそ71億6625万円になります。

 最もアドフラウド率が高いのはエンタメ業界で14.3%、2位は通信業界、3位は不動産業界でした。

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