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「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年9月)「テクノグラフィック」で読み解くMarTechの現在

今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

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 今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10です。

国内MAツール顧客ドメイン数TOP10<2024年9月3日>(出典:TecPlus)

 9月度は、順位の変動はありませんでした。先月、「Adobe Experienece Cloud」と順位が入れ替わった「Salesforce Marketing Cloud」は、プラス9ドメインで5位のポジションをキープしました。

 最もドメイン数を減らしたのは、1位の「Marketing Cloud Account Engagement」です。マイナス37で、2位の「Hubspot」との差が、より縮まりました。


 AIマーケティングツールに特化したオンラインメディアプラットフォームのContentGripは、2025年以降のAIマーケティングに関する予測を発表しました。今回は、その中の「AIオートメーションの増加」を紹介します。

 重要なトレンドの一つは、日常的なタスクを自動化するためのAIの利用が増加することです。2025年までに、AIチャットbotが人間の介入なしに顧客とのやりとりの最大85%を管理し、効率性と顧客サービスを向上させることが予測されています。
 一般的な問い合わせに迅速かつ正確な回答を提供します。すでに、Photobucket(フォトバケット:米国の画像管理・動画共有サービスのオンラインコミュニティー)のような企業はZenDeskBotを活用して、よくある質問への対応を効率化し、顧客とのやりとりを円滑にしています。その結果、応答時間が14%改善され、顧客満足度が3%向上しています。

出典:Future of AI in marketing 2025(外部リンク/英語)

この連載について

 TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。


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