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どこどこJPに「匿名ネットワークアクセスレポート」が追加既存ユーザーは追加費用なく利用可能

Geolocation Technologyは、「どこどこJP」に新機能「匿名ネットワークアクセスレポート」を追加した。

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 Geolocation Technologyは、IPアドレスからユーザーの地域、組織、回線などの情報を取得できるAPIサービス「どこどこJP v2.9」に、新機能「匿名ネットワークアクセスレポート」を追加した。既存のどこどこJPユーザーは、追加費用なく新機能を利用できる。


どこどこJPで現在提供中のレポート機能の全体像(画像提供:Geolocation Technology、以下同)

アクセス元のIPアドレスをデータベースと照合

 匿名ネットワークアクセスレポートでは、どこどこJPと連携しているWebサイトへのアクセスのうち、VPNやTorなどアクセス元を秘匿する接続サービスを利用したトラフィックを分析できる。匿名ネットワークと判定されたアクセスについて、ネットワーク種別ごとの傾向把握や詳細ログの確認を行う

 匿名ネットワークとは、Tor Project、公開VPNサービス、VPS(仮想専用サーバ)サービスやクラウドサービスによって通信元を秘匿化する手法や、秘匿化するためのツールを利用したアクセスを指す。こうしたアクセスは、クレジットカードや銀行関連の取引における詐欺行為といった違法行為に利用される可能性がある。

 匿名ネットワークアクセスレポートを活用することで、アクセス元のIPアドレスをGeolocation Technologyが持つデータベースと照合し、アクセス元を秘匿する接続サービスを利用したトラフィックを判定し、アクセス傾向を分析することで、セキュリティ対策に役立てることができる。


レポートのサンプル

 レポートは指定したメールアドレスに自動で配信できる。どこどこJPに登録していないメールアドレスに対してもアクセスレポートを配信することができ、チームメンバー全員、関係企業などへの一斉配信も可能だ。

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