読売ジャイアンツがデータマーケティングを強化 「GIANTS ID」と「dアカウント」を連携開始:ファンのエンゲージメント向上と新規ファン拡大へ
読売新聞社、読売巨人軍、ドコモが会員情報を連携したデータマーケティングを実施。ジャイアンツファンのエンゲージメント向上と新規ファンの拡大を目指す。
読売新聞東京本社および読売巨人軍とNTTドコモ(以下、ドコモ)は、オフィシャルDX推進パートナー契約の一環として、「GIANTS ID」と「dアカウント」を連携させ、それぞれの会員情報を活用したデータマーケティングを開始した。
GIANTS IDとは?
GIANTS IDは、公式ファンクラブ「CLUB GIANTS」とは別に読売巨人軍が運営する無料サービス。メールアドレスのみで登録可能で、登録すると会員一人一人に8ケタの会員番号が割り振られる。ポイントプログラムに参加できる他、専用チケットサイトでジャイアンツ主催一軍公式戦などのチケットを購入することができる。また、GIANTS ID会員専用のマイページを閲覧できる他、メールマガジンも購読できる。dアカウントはドコモが運営する共通IDプログラム。ドコモの携帯電話ユーザー以外でも利用可能。
本連携ではGIANTS IDとdアカウントを連携することで、GIANTS IDにひも付く観戦チケットの購買情報などのデータと、dアカウントの会員情報を掛け合わせてジャイアンツファンの興味・関心やニーズを分析。その結果得られた知見をキャンペーン実施や情報発信、イベント開催などに生かし、ファンのエンゲージメント向上や新規ファンの拡大を目指す。
本連携を記念して「ID連携記念キャンペーン〜連携ユーザーへdポイント1000Ptプレゼント〜」と「GIANTS ID・dアカウント連携デー試合観戦チケット・オンユアマークスプレゼントキャンペーン」を実施する。
読売ジャイアンツがデータマーケティング強化を目的に他社会員IDと連携するのは今回が初となる。
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