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Web担当者を悩ませる「フォーム営業」をブロック 「ヘルプドッグフォーム」に新機能望まない相手からのフォーム送信を拒否

ノーコードのフォーム作成管理システム「ヘルプドッグフォーム」が「フォーム営業ブロック機能」を搭載。問い合わせフォームの健全化を実現し、カスタマーサポート業務を効率化する。

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 プログラミングの専門知識不要でWebフォームを作成、公開できるフォーム作成管理システム「ヘルプドッグフォーム」を提供するnocoは、同システムに「フォーム営業ブロック機能」を追加した。


「フォーム営業ブロック機能」を搭載したヘルプドッグフォーム(画像提供:noco)

「フォーム営業」とは?

 ほとんどのWebサイトは、顧客からの問い合わせやサポートに関するリクエストを受け付けるために問い合わせフォームを設置している。この問い合わせフォームに対して営業目的の案内を送信する「フォーム営業」と呼ばれる営業アプローチが広がっている。

 しかし、Web担当者の立場からすると、フォーム設置の目的と異なる売り込みを正規の問い合わせと分別する作業は労力の無駄でしかない。また、顧客からの問い合わせへの返信が遅れることで販売機会の損失や顧客満足度の低下を招く懸念もある。

 このようなフォーム営業を防ぐには、IPアドレスのブロックやbotによるスパム対策が必要だが、それらを実装するには高度な専門知識が求められ、中小企業やリソースが限られている企業にはハードルが高い。

 このほどヘルプドッグフォームが正式版として提供を開始した「フォーム営業ブロック機能」は、フォームの目的と異なる無関係な営業連絡や勧誘を行う会社や団体、個人のメールアドレスやドメインをあらかじめブロックリストに登録することで、フォームからの送信を拒否できる。この機能により、営業フォームへの対応時間や工数を削減し、正規の問い合わせに対する優先的な顧客対応を実現することで、業務効率化と顧客満足度の向上を図ることができる。

 また、公開したフォームをスパムや悪意のあるボットから保護するために、Googleが提供するセキュリティサービスの最新版である「reCAPTCHA v3」をヘルプドッグフォームに搭載。「フォーム営業ブロック機能」および「reCAPTCHA v3」版は、月額利用料0円の「無料プラン」を含む全プランで利用可能だ。

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