調査リポート
「自分の将来イメージは暗い」 日本が8カ国比較で最上位――博報堂生活総合研究所「グローバル定点2024」:今日のリサーチ
2回目となる「グローバル定点」の結果が発表されました。
博報堂生活総合研究所は、生活綜研(上海)、博報堂生活総合研究所アセアンと協働し、日本と中国、アセアン(タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール)における生活者の意識や価値観、行動に関する8カ国調査「グローバル定点」を前年に引き続いて実施しました。調査対象は15〜59歳の男女1万1000人。博報堂生活総合研究所が日本で1992年より実施している「生活定点」調査の質問項目をベースに、消費・お金、情報、遊び、働き、健康、家族、恋愛・結婚など、生活の幅広い領域から約480項目に及ぶ質問を投げかけ、各国の特徴を浮き彫りにしています。
日本は「自分の将来イメージは暗い」という項目においては40.0%で最上位でした。人口減少や超高齢化、少子化、社会的孤立などの悲観的なキーワードを見聞きすることが多いこと、物価高で新たな生活課題が生まれていることなどが、日本の生活者を悲観的にさせていると考えられます。
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