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広報活動がうまくいっている企業はどのくらいある?――オズマピーアール調査今日のリサーチ

国内企業の広報担当者200人を対象に、企業広報活動の実態を調査しました。

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 オズマピーアールは2024年5月、国内企業で広報組織を立ち上げて5年以内の広報担当者200人を対象に実施した企業広報活動の実態調査レポートを発表しました。広報活動の目的や活動内容、広報活動に対する満足度、課題感などを聞いています。

 調査ではコーポレートブランディングを「企業のブランド価値を向上させるための活動」と定義。調査対象者に対して、広報活動におけるコーポレートブランディングの重要性を尋ねています。その結果、「とても重要だ」(40%)と「やや重要だ」(41%)を合わせた81%の広報担当者がコーポレートブランディングの重要性を認識していました。


5人に4人が広報活動によるコーポレートブランディングを重要視(出典:オズマピーアール、以下同)

広報担当者が感じている課題とは?

 多くの広報担当者がコーポレートブランディングのための広報活動を推進している一方で、半数以上が現状の所属組織の広報体制や活動内容に対して課題を感じている実態も浮き彫りになりました。広報活動においてよく課題に挙がる「人手不足」や「リリース作成などPRスキル・ノウハウ不足」といった10項目を示し、どのようなことに課題を感じているかを調べた結果、10項目の全てで回答者の半数以上が課題を感じていました。特に「人手不足」と「リリース作成などPRスキル・ノウハウ不足」はその傾向が顕著で、それぞれ約70%の回答者が課題を感じていると答えています。


広報活動の課題10項目全てに半数以上が課題感を感じている

 一方、回答者が広報活動で「うまくいっている」と考えていることはどのようなことなのでしょうか。よく課題に挙がる10項目の中で「うまくいっていること」を尋ねたところ、「うまくいっているものがない」が22.8%で最多となりました。


広報活動で「うまくいっているものがない」が22.8%で最多}

 自社の魅力をどうアピールするか、広報活動に悩む担当者の姿が見て取れます。

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