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無料で使えるWebフォーム作成管理システム nocoが「ヘルプドッグ フォーム」を提供開始オンラインでさまざまなデータの取得と一元管理を可能に

直感的なUIと豊富なテンプレートでフォーム作成にかかる時間とコストを大幅に削減。フォームから収集されたデータを自動的にデータベースに保存する仕組みや自動送信メールなども提供する。

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 AIマニュアル作成ツール「トースターチーム」を企画・開発するnocoは、問い合わせや申し込み、予約、採用エントリーなど、顧客からオンラインでデータを提供してもらう機会を設けることができるフォーム作成管理システム「ヘルプドッグ フォーム」の提供を開始した。

なぜ今「Webフォーム」が重要なのか

 同社はこれまで、社内に分散するさまざまなナレッジベースの作成・管理・運用をワンストップで行えるAIマニュアル作成ツールを提供してきた。そこで培ったナレッジベースとデータベース化の技術を基に立ち上げたのが、カスタマーサポート業務に必要な機能を提供するサービスブランドが「ヘルプドッグ」であり、ヘルプドッグ フォームはその第1弾となる。

 Webフォームはインターネット上で効率的に顧客データを収集できることに加え、業務プロセスの自動化、顧客とのコミュニケーション接点など、ビジネスのさまざまな側面で重要な役割を果たす。しかし、実際にWebフォームを一から作成し設置するには、サーバの構築、データベースの設計、メール配信の実装などが必要で、導入に時間やコストを要するという課題があった。

 ヘルプドッグ フォームを使うことで、直感的なUIと豊富なテンプレートでさまざまなビジネスのニーズを満たすWebフォームを専門知識不要かつ短時間で設置できる上、データの受領、管理も容易にできる。また、スパムやbotに対するセキュリティ対応、サーバの契約や保守管理などの運用が不要になる。


ヘルプドッグフォームの利用イメージ(画像提供:noco)

 ヘルプドッグ フォームの特徴は以下の通りだ。

  1. 誰でも簡単にフォームを公開:広範囲にカスタマイズできるフォーム項目や自由なレイアウトで作成できるフォームビルダーを搭載。問い合わせや申し込みなど、あらゆるビジネスのニーズを満たすWebフォームを短時間で公開できる。
  2. フォーム入力中の離脱を防ぐEFO機能を標準搭載:EFO(エントリーフォーム最適化)機能により、フォーム利用者のスムーズなデータ入力を実現。フォーム入力途中でのページ離脱を防止し、送信完了率の向上やコンバージョン率を改善する。
  3. 営業メールの送信をブロック:特定の人や特定の会社など、望まない相手からのフォーム送信を避けることができる。メールアドレスやドメインをブロックリストに登録することで、フォーム送信の拒否設定ができる。
  4. ビジネスメールの登録をリクエスト:フリーメールや使い捨てメール、キャリアメールのアドレス入力を制限し、独自ドメインのメールアドレスのみ受付けることで、B2Bに必要なメールアドレス情報を効率的に取得できる。
  5. フォーム送信データのリスト表示と通知:フォームから送信されたデータは、リスト画面で一覧表示。項目ごとにデータのコピーやGoogle検索にも対応する。また、データを受信するたびに、メールやチャットで通知を受け取ることができる。

 2〜4の機能はβ版として提供。利用料金は月額0円の無料プランと月額4400円の法人プラン(2024年夏に提供予定)がある。無料プランでも、データ受信数、フォーム作成数、利用ユーザー数、ファイル容量を無制限で利用できる。

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